名 前 ナガクボ ノブコ
出身地 大阪府 (横浜在住)
愛犬 CJ(Charlie Junior)
プチバセット・グリフォン・バンデーン
2015年にたくさんの優しい思い出を残し、
天国に旅立ちました
特技 ・車の運転 
・立体の把握能力
好き ・犬すべて
・花
・白、こげ茶、山吹色、緑
・平面より立体
・海外サッカー
・ミシン遊び
学歴 神奈川県立川和高等学校
獨協大学 外国部学部 英語学科
公式サイト https://sincoweb.com/ (Japanese)

著書は、国内だけでなく海外でもイギリス、アメリカ、フランスなど5か国で翻訳されている。



 
こんにちは、SINCOです。
羊毛と犬の毛で作るフリースドッグを作っています。

2003年に羊毛で作る犬の作品をはじめて書籍「フリースドッグ」で紹介したところ愛犬家中心にとても話題となりテレビや雑誌でひろく紹介されました。

国内だけでなく 海外でもイギリス、アメリカ、フランスなど5か国で翻訳出版されています。 

そして2007年のニューズウィーク誌で「世界で尊敬される日本人100人」に選ばれ パイオニアのひとりとして巻頭で紹介されました。

それから、少しサイズの大きな作品作りを紹介した書籍「スウィート・フリースドッグ」やDVDもあります!
フリースドッグとはふわふわしたという意味のフリーシーなわんこということで命名しました。見た目よりもとっても柔らかくて軽いんです。

それを作るには、良質の羊毛を特別にブレンドしたオリジナルフリースとフリースドッグ専用の針、そして作業台クッションボディのベース作りのためのワイヤーとパンヤ(綿状の化学繊維)を使います。
 
<羊毛> 
羊毛は作りたいわんこに合わせて適宜カラーをミックスしながら作っていきます。
通常はこのような柔らかい羊毛を使いますが、いろんな毛質を作る為にこんな巻き毛のものや毛足のまっすぐ長い直毛のものなども使ったりします。
 
<ニードル針>
そして針は、現在ニードルフェルティングの流行によりいろんな針先のニードルが市販されていますが、実は針先には異なった太さやカットの違いがありましてその中から私はフリースドッグ作りに適した針を選んで使っています。
ひとつはベース作りからメインに使う針、そして仕上げ用の細めの針、また毛作りをする際に使う毛を引き出せる針、この3種類を使っています。
ご覧の通り、ぱっと見は同じ針に見えますが、針先の形状が違っていて、それぞれの目標にあった針を使っています。
 
<クッション>
作品はニードルを刺しながら作りますので基本的に作業台の上で作ります。
針を刺した時に針先が折れないようなものであればOKで市販のニードルフェルティング用の作業台やスポンジなどでもOKです。
 
<グラスアイ> 
グラスアイは私は海外のワイヤータイプのグラスアイを使っています。
目は作品の大事なパーツですので、プラスチック製よりはちょっと高価ではありますが
ガラスのものを私は好んで使っています。
ただ、手軽に楽しく作る作品などにはこんなプラスチック製の挿し目を使うこともあります。
 
<ワイヤー&パンヤ>
作品のベース作りには、通常アルミワイヤーでフレームを作り、それにパンヤという綿状の化学繊維で肉付けしながら作ります。この上に羊毛を被せていきます。
このワイヤーフレームがあることで、いろんなポーズを付けながら作品を作ることができて、完成した作品でも手足を動かしてポーズを変えることもできます。
ただし、小さな作品などはワイヤーフレームなしで作ることもあります。
 

・オリジナルフリース(羊毛)
・ニードル針
・クッション(作業台)
・グラスアイ
・ワイヤー
・パンヤ

いろんなサイズのフリースドッグ作りで、かかる時間は小さなもので2時間くらい、大きめサイズで4~5時間くらいがおおまかな目安ですが、もっとじっくり時間をかけてこだわりを表現していくのがとても楽しいクラフトです。

いろいろなテクニックや犬種による特徴作りのポイントなどは
SINCOのレッスンで学べます。

・コミュニティクラブたまがわ(東京/玉川高島屋)
・栄中日文化センター(愛知/名古屋市栄)

ただ、なかなかお教室に行くのは難しい・・・という方のために今回YouTubeの動画で簡単な作品の作りをご紹介していこうと思っています。

おうち時間にぜひ楽しく作っていただけたら嬉しいです。
最近はわんこだけでなく、猫ちゃんや その他のかわいい動物たち
それから インテリアやアクセサリーなど 羊毛作品の世界を拡げていますので少しずつご紹介していこうと思っています。